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東さんは応仁より20才位年上のお方で、占領軍の通訳等のお仕事をされていたようですが、定かではありません。終戦後当時は日米語が堪能なお方たちが重宝される時代ででもあったとか、また、占領軍の表のエージェントは政界に、裏社会のエージェントはそれなりのお方たちが担っていたことでしょう・・・。
マニラ空港には二人の女性が応仁たちを出迎えてくださいました。アンナとマリア、まるで007の映画ではありませんが「うん、正しくスペイン系のボンドガール(お若いお方はご理解いただけるかな?)」でありました。
真向かいから「ハーイ、ボブ(東さんの通称)」との声が
「応仁、出迎へさん達だ、さあ行こう」
「あのお方たちは誰ですか」
「応仁の専属通訳件案内人さん」
「およよ」
二人は顔を向き合い、親指をグー
お一人は応仁と同年齢位、そしてもう一人の超綺麗は2〜3歳若いかな?
アメ車には、がっちりとした体格のお方が腰にピストルちゃんを掲げていらっしゃるではありませんか、その名もジョイちゃん、正しくフィリピン人の人相のお方である。
なんと、道には信号がない、まあ、車も少ないがしかし交差点での通り抜けはスリルがあるが、応仁たちの乗る大型のアメ車を見ると相手方は大抵止まり道を明ける。
ボブとアンナは英語で話すが、英語のわからない応仁にはちんぷんかんぷん、そして、応仁担当のマリアが綺麗な日本語で
「応仁さん、あれが大統領のお住まいの屋敷です」
「う〜ん、さすがマルコスちゃんのお住まいはすごいなあ〜」
とかとか話しながら、上流階級の地域を案内
「応仁、今日も多くの日本人達が空港におりました、しかし、殆どの日本人は男性達です、わかりますか応仁」
「うん、日本人の売春客ご一行さんたちかな」
「その通りです応仁」
ホテルに着くと早くも任務が、ボブはアンナと別の任務へと、そして応仁とマリアが・・・
ホテルの前には古ぼけたアメ車と二人のボディガード、もちろん腰にはピストルちゃんが。
マリアもジーンズ姿に変身、応仁も同じくジーンズ姿に変身、さあ行こう、アメ車がグ〜ンと発車〜〜〜
「応仁、今度は庶民のいやスラム地区を・・・」とマリアが提案
「マリア、是非応仁が行ってみたいところです」
アメ車がスラム地域に乗り入れると、あっという間に子供たちにアメ車を囲まれる、先ずはボディーガードのおっさんが下車して何やらと子供たちに
「マリア、何を言っているんだ、おっさんは」
「ああ、子供たちを追い払っているんです」
「いいじゃないか、応仁は子供たちに囲まれたいなあ、あの瞳、澄みきったあの瞳」
マリアはおっさんになにやら、そして応仁はアメ車から下車する、そして応仁の周りには子供たちが囲む
「ハロー・・・、マリア現地の言葉では何といいますか」
「応仁、気をつけて、ここはその様なのんびりと出来る地区ではありません」
その時です、銃声が・・・あっという間に子供たちはまるで蜘蛛の子が逃げ出すように、
「応仁伏せて」と言うなりマリアは応仁を地面に倒して護衛、おっさんたちは腰からピストルを構えて銃声の方向に・・・
その時遠くで人の叫ぶ声が、応仁に覆いかさぶるマリアに
「マリア、何が」
「応仁大丈夫、帰れとの叫びです、多分威嚇の銃声です」
「マリア、マリアは非情に運動神経抜群です、あっという間のタメ五郎」
「応仁、何ですか、そのタメ・・・は」
そして今日の任務は終わり、帰途に
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