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続き2

 投稿者:南京家応仁  投稿日:2007年10月10日(水)08時59分40秒
  通報 編集済
  「見て見て応仁、富士山に、富士山にお饅頭が二つも・・起きて」
「ああ、富士山ね、ああ〜飲み過ぎた〜お水ちょうだい」

高層ビルホテルの窓からは富士山が、そして頂上にはまるでお饅頭が二つ重なり合うような美しい雲が悠然と透き通った青空バックに・・・

「ねえ、これから行こうよ応仁」
「どこに」
「富士山へ」
「歩いていけば何日かかるかな〜」
「青梅街道を歩き〜バ〜カ、ドライブしようよ」
「ダ〜メ、応仁は車も免許もありません〜」
「いいの、ポルシェがあります、マイカーが」
「ナンチャン、ねえ、富士山ドライブは必ず行こうね、でも今日は、ほらあの公園でも散歩しようよ」

この時、応仁の脳裏には昨日笑顔で「応仁仕事が第一」と言って分かれた純子の事を思い浮かべていたのです。

「もしも今、このホテルやビルの街を昔の人々が生き返り見た場合どの様な表情を見せるだろうかと応仁は思うんだよなあ」
「ええ、もしも・・・」
「そう、もしも・・今、ナンチャンと歩いているこの場は確か沼地、すなわち新宿の浄水場を埋め立てた所らしいのですよ」
「応仁てその様なことを考える人なんだ、私ますます応仁に惚れちゃうぞ」
「うれしいなあ、しかし来月某国に応仁は出かけるんですが、ナンチャンとはもうお会いすることが出来ないかもしれません、しれ〜ませぬ、いや違う、しれえ〜ませぬぞ」
「あはは、またしても応仁流の楽しいユニークな・・どこへ行かれるんですか、愛する王子様」
「いやあ、実はね、昨夜のソリアーノのお国では、色々と国民たちの・・あるらしいのです」
「何がですか」
「いや、何かが」
「それが応仁に何か関係でもあるのですか」
「応仁には全く無いのですが、応仁のお知り合いのお方が某国の軍隊の通訳をやっていた関係で、フィリピン国の市民たちの現状を調査にいかれるとか等々で、応仁にもそれなりのお誘いがあり、行くのですが、何しろターゲットはダウンタウン、ハテ生きて帰れることやら・・・」
「う〜ん、そうなんだ・・・応仁キスして」
「おいおい、チュウ」




そして純子との別れが・・・



「はい、南京家です」
「あ・た・し、応仁昨夜はいかがいたしましたか、またしても新聞さんとご一緒のご帰宅ですか?」
「あっ純子様、お早うございます」
「応〜仁、こんにちはでしょう、今何時ですか応仁、もう3時だよ」
「純子様、昨夜のお芝居最高でした・・」
「真っ赤なバラの花、ありがとう、お礼の電話を何回も・・・応仁は」
「実は、ほら純子も知っている山ちゃんに偶然会ってね、ちょうど南さんをタクシーに載せたあとに・・」
「それで・・」
「いつもの展開、新聞配達さんとのご帰宅さ」
そして応仁
「ああ純子様、明日さ、もしよければ歌舞伎でも見に行かないか、歌・舞・伎」
「歌舞伎か〜いいなあ、行く行く、でも突然どうして?」
「うん、なんとなく・・昨夜の君のお芝居を見てね、是非、純子様に歌舞伎をご覧あそばせたく思ったんです」
「ああ、やっぱり応仁は今日、二日酔いでしょう、いつもの応仁と違うよ、応仁様、でも純子うれしい」
「じゃあ、明日行こう、ね」

純子との「清く正しく美しく」のお付き合いを続ける応仁ですが、それには先輩からの人生に対するアドバイスがあったからです。

「応仁良いかい、将来心から嫁にしたいなあ〜と思える乙女が現れたときには、決して即男の本能を出すようではいけませんぞ、せめて最低でも2〜30回以上の今時の言葉で申すデートを重ねて、そして”重ね合わせる”のだ、あはは・・・ならば夫婦となり例え荒波に時に襲われようが、必ずもとに戻り幸せな人生が送れるものだ」

しかし、この先輩からのアドバイスを守る故に・・いやそれだけではなし、一ヵ月後に控えた大きな仕事が有る故に純子とは合体できずに別れの時が・・・
 
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